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結婚祝いのお礼状の書き方と例

Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 20 1月 2017
結婚祝いのお礼状の書き方と例

結婚はこれまで他人だった2人が家族として新たなスタートを切るものであり、人生の中でも一大イベントです。周囲の人々から結婚祝いをもらう機会もあるでしょう。結婚祝いを頂いた際は、披露宴にご招待するというのがお返しとなりますが、結婚式や披露宴の際にお祝いをいただくこともあるでしょう。基本的に、お祝いをもらった際は、お付き合いの程度や、頂いたタイミングによって、お返しも考える必要がありますが、それとは別にお礼状を出すのがマナーです。お祝いの品をもらった際は、感謝の気持ちとお礼の言葉をちゃんと相手に伝えるようにしましょう。人生の様々なステージにおいて、周囲の仲が良い人々からお礼の品をもらった際は、失礼のないようマナーを守って感謝の気持ちを伝えたいですよね。

他にも入学祝い、出産祝い、結婚祝いなどお礼状の書き方マナーの役に立つ記事を是非ご覧ください。

就職祝い出産祝い入学祝い贈り物を頂いた時のお礼状の書き方などいろいろな場面で役に立つお礼状のハウツーを書いてきましたが、今回は結婚祝いのお礼状の書き方と例をご紹介します。

従う手順:
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結婚祝いのお礼状の書き方のポイント

結婚祝いのお礼状を書く際のポイントをまとめると、下記のとおりです。基本的には結婚祝いをいただいた方には結婚式や披露宴にご招待し、その際に引き出物やお料理でお返しをします。ただ、お礼状は別途早めに送るようにします。あまり堅苦しく考えずに、自分の言葉で感謝の気持ちを伝えるとよいでしょう。

  • 季節のあいさつを入れる。
  • お祝いへのお礼を書く。
  • 自分のことだけではなく2人についてのことを書く。
  • 新居にお招きする言葉などを書く。
  • 差出人のところは夫婦の連名にする。
  • 今後の付き合いや支援をお願いする一言を入れる。

お礼状は便箋またははがきに手書きで記載するようにしましょう。正式なお礼状は便箋に縦書きで記載するのですが、一番大切なのは気持ちを伝えることですので横書きでもはがきでも問題ありません。

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お礼状はお祝いしてくれた方全員に送る

結婚祝いのお礼状は、結婚式か披露宴への出欠に関わらず、挙式後あるいは新婚旅行から帰ってきたらすぐに送ります。お祝いの品をいただいた場合は、それに関しての具体的な感想を、現金をいただいた場合は購入したものや購入予定のものを記載し、感謝の気持ちを添えるとよいでしょう。また、結婚式に参加していただいた方や、お世話になった方に関しては、その旨のお礼も忘れずに書くようにしましょう。今後の末長いお付き合いをお願いする一言があるとよいでしょう。署名は必ず2人の連名で記載します。結婚式にお招き出来なかった方への内祝いの品は、挙式後1カ月以内くらいまでにお送りします。のしは白赤の結び切りで「内祝」と記載します。費用の目安としては、頂いた金額の約半分~1/3くらいとなります。それ以外にも披露宴に祝電などをいただいた場合にも、お礼状を差し上げるようにしましょう。

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結婚祝いのお礼状の例文

それでは、お礼状の例文を下記ご紹介します。上記のポイントを抑えて、喜びと感謝の気持ちを、心をこめて書きましょう。ここでは、例文をご紹介いたしますので、是非参考にしてみてください。

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【例文1】

拝啓 初夏の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。  先日は、私どもの結婚に際し、ご丁寧なお祝いの品を賜り、ありがとうございました。  遠方よりお越しいただくのも心苦しく、披露宴へのお招きを控えさせていただきましたが、お心のこもった素敵な品をいただきまして恐縮いたしております。  頂きました○○は早速リビングで使わせていただいております。ほんとうにありがとうございます。  今後は二人で力を合わせ、幸せな家庭を築いていく所存でございます。どうか温かくご指導くださいますようお願い申し上げます。  なお、心ばかりの内祝いの品をお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸いです。 まずは書中をもちまして、御礼申し上げます。

敬具 

平成○○年○○月吉日

(署名は連名で記載)

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【例文2】

桜のつぼみがほころぶ季節となりました。○○様におかれましてはお健やかにお過ごしの事とお慶び申し上げます。

 さて、この度は私どもの結婚に際しましてご丁寧なお祝いを賜り、 誠にありがとうございました。お心遣いを心より感謝申し上げます。  本日内祝いのしるしまでに、心ばかりの品を別便にて郵送致しました。ご笑納いただければ幸いです。

まだまだ未熟な二人ではありますが、仲良く助けあいながら、 これからの人生を歩んでいきたいと思っております。 今後ともご指導、ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。末筆ながら、皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

平成○○年○○月吉日

(署名は連名で記載)

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いかがでしたでしょうか。書き方のポイントと例文さえ押さえておけば簡単に書くことが出来ます。お礼状はマナーですし、頂くと嬉しいものなので、結婚祝いをいただいた際は、忘れずにお礼状や内祝いを送るようにしましょう。結婚はそれまで他人だった人々が家族となるわけですから、周囲の協力なしには円満な家庭を築くことはできません。結婚後も何かと周囲の協力が必要になります。きちんとお礼状を出して、良好な関係を築いておきましょう。

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